誰しも何かを手に入れたり目指す場所に到達するために目標を掲げたら達成したいと思うものでしょう。しかし、いつも目標を達成してしまう人とそうでない人が出てきてしまうのはなぜなのでしょうか?今回はそんな目標達成のための成功法則についての話をします。
目標を達成できない人が陥る3つのポイント
目標達成できないことが多い人に共通するポイントとして多いのが次の3つです。
- 目標が高すぎる
- 目標達成のための計画が抽象的
- 達成するまで継続しない
必ずしも上記が原因というわけではありませんが、目標達成できない人の多くはこれらのいずれかもしくは全てに当てはまることでしょう。
ではなぜこれらの落とし穴にハマってしまう人が多いのでしょうか?ここからはそれぞれについて具体的に解説していきます。
目標が高すぎる
最初に断っておきたいことがあります。高い目標を持つこと自体はすごくいいことです。ただ、目標というのはいくつ持ってもいいものですので、近い将来に実現可能な目標を一つは持っておく必要があります。
例えば、何かスポーツを始めたばかりの子供がオリンピック選手になるという目標を持ったとします。しかし、その時点では競技を始めたばかりですので、すぐにオリンピック選手になるということは現実的ではありません。
そこで近い将来の目標として小学生の日本一を掲げたとします。本人の能力によってはこれは現実的な目標となりうるかもしれませんが、そこも少し遠い場合には、地区大会優勝といったように、今の自分が精一杯努力すれば近い将来に到達できるであろう目標を定める必要があります。
これは何もオリンピック選手を諦めろと言っているのではありません。最終的なオリンピック選手という目標から逆算して、今自分がチャレンジできることは何だろうということを考える必要があるということです。
このように自分にあった目標を見つけられるかが、目標達成のための第一段階と言えます。
目標達成のための計画が抽象的
近い将来の適切な目標が立てられたら、次にすることは目標達成のために具体的な計画を立てることです。目標を達成するためには、何を・どのように・いつまでに行えばいいのかということをはっきりさせておく必要があります。
ここで大切なのは計画が具体的であることです。例えば「長距離走で今週はタイムを10秒縮める」というのは一見具体的であるようにも感じるかもしれませんが、抽象的であると言えます。
具体的な計画というのは、タイムを10秒縮めるために何曜日はどのような練習をするのかというところまで落とし込みができている計画です。
その計画を進めていけば目標にたどり着けるという計画を立てることができれば、やることがはっきりとして、集中して目標に向かっていくことができます。
達成するまで継続しない
適切な目標を立て、具体的な計画を立てたにもかかわらず、目標を達成できないという人もいるかと思います。その場合にまず見直すべきは、「目標は適切であるか」と「目標に対しての計画が具体的であるか」の2つです。
その2つが問題ないのに目標が達成できない場合には、継続力が不足していることが考えられます。
多くのことは正しい方向に向かって進んでいても、すぐには結果が出ないことがほとんどです。そんな結果が出ない期間にも、自分の立てた目標と計画を信じて達成まで継続できる人こそが目標を達成できる人だと言えます。
なかなか結果が出ないそんな時にも、計画通りしっかりと継続できる人が目標を達成できる人ということを忘れずに、あとひと息で好転するかもしれないという希望を持って取り組んでみてください。
正しく結果が出るまで努力する
目標達成ができない人に多くみられる3つのポイントについて解説してきましたが、目標達成のためには「結果が出るまで継続して正しく努力する」ということが重要です。
今回紹介した3つのポイントを参考にして目標達成に向けて行動してみてください。
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