出世できない人の特徴5選

仕事術

社会に出て仕事をするようになると出世という言葉が出てきます。出世によって収入が上がるので、多くの方が出世したいという思いを持っているのではないかと思います。しかしながら、全員が出世できるわけではありません。どんなに頑張っても出世できない人もいます。そこで今回は出世できない人の特徴をまとめることで、どうすれば出世できるのかということについて考えていきたいと思います。

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出世とは

まずは出世という言葉について定義しておきたいと思います。出世とは、一般には社会的に高い身分・地位を得ることといった意味合いで用いられますが、ここではより具体的なイメージを持っていただくために、サラリーマンの方が経営職や管理職になることという意味としたいと思います。個人のフリーランスの方などには当てはまらないこともあるかと思いますが、ご承知おきください。

出世できない人の5つの特徴

ここからは早速、出世できない人の特徴を紹介していきたいと思います。

長時間働くことがいいと考えている

昔は企業のIT化も進んでいなかったため、ほぼ全てのことが現在よりも生産性が低い方法で行われていました。同じ建屋内における情報伝達についても紙でのやり取りとなると誰かが別の階まで紙を持っていく必要がありましたが、今では隣の席でもメールやチャットで送ることができますので、随分と時間の短縮ができるようになってきています。

どう頑張っても効率が悪くなってしまっていた一昔前は労働時間=仕事量という公式が成り立っていたかもしれませんが、生産性の向上が叫ばれる現在においては、同じような分量で仕事を振られているにもかかわらず、遅くまで仕事をしている人は短い時間で仕事を終える人と比較して生産性の低い仕事のできない人だと思われてしまいます。

また、昨今長時間労働の是正が社会的に行われていますので、雇い主の企業側にとっても長時間仕事をする人は扱いづらくコストがかかるという印象を持たれます。

文句ばかり言う

社会に出ると学生時代とは比べものにならないほど、理不尽だと感じることに多く遭遇します。特に社内の経営陣や上司からの指示には、なぜこんなことをしなければというようなものが多くあることでしょう。

そういった理不尽なことに対して、全て受け入れるのではなく、毅然とした態度で意見することも必要だとは思います。ただ、あなたのことを出世させる権限を持っているのも紛れもなく、その指示を出してきている人であることも忘れてはいけません。

到底受け入れられない指示だからといって喧嘩腰になってしまっては、その後の関係に支障が出るでしょうし、そんな部下に対して上司が良い評価を与えるとは思えません。

ですので、文句ばかり言わずに自分にできることを一生懸命にして、意見をするときも決して感情的にならずに言い方に十分配慮することが必要です。

一匹狼

プレイヤーとして仕事ができる人の中には一匹狼タイプの人がいます。このタイプの人は、他者を寄せ付けない圧倒的な結果を出していたりするのですが、出世できないことあります。

仕事ができるので、当然のように昇級していくのですが、管理職になった途端に結果が出せなくなることがあります。管理職の仕事はメンバーをまとめてチームとして結果を出していくことです。

自分にできていたからといって部下に同じように結果を出させることができるとは限りませんし、それまでの組織内での振る舞いによっては人望がなく、周りがついてこないということもあります。

このタイプの人は、ある程度のところまでは順調に昇級できても、どこかでパタリと止まってしまうことがありますので注意が必要です。

指示待ち姿勢

言われたことを言われた通りに着実にこなす。これはこれで評価されるべき姿勢かもしれません。しかし、言われたことに対して、自分の頭でよく考えて+αの結果まで出してしまう人がいたら、会社の上層部としてはどちらをより評価するでしょうか?もちろん後者でしょう。

誰かの上に立ち結果を出すためには、困難な局面においても戦略を練って対応していく必要があります。そのためには、指示されたことしかできない人材では非常に厳しいです。

困難な局面をこれまでに乗り越えてきた経営者たちが評価を下すのですから、より良い結果を生み出すために自発的に動ける人が評価されることは必然とも言えるでしょう。

レスポンスが遅い

仕事というのは、時間との戦いでもあります。何事にも締め切りがあり、相手の都合に合わせなければならないことも多くあります。

そんな仕事において、何をするにもレスポンスが速い人というのは重宝されます。教えて欲しいことをすぐに簡潔な内容で伝えられるということは非常に評価が高くなるポイントです。

日常生活でもこんなことはないでしょうか?何かの製品についてメーカーに問い合わせをするときに「確認して折り返しお電話させていただきます」と言われて電話を切ったがなかなかかかってこない。それに対して、その場でわかりやすく説明してくれる会社も多くあります。製品の性能自体に違いがなくても、消費者の評価は後者に軍配が上がるものです。

これは人でも同じことです。何を聞いてもその場で答えることができない人と、その場で答えるか持ち帰ったとしてもその後の返答がすごく速いという人では、印象が全然違ってきます。

このようにレスポンスの遅さが与える悪い印象というのは出世のためには致命的と言えるかもしれません。

どうすれば出世できるのか

ここまで出世できない人の特徴を紹介してきました。では、どうすれば出世できるのでしょうか?

答えは前述の5つをしないということになります。

一言で言ってしまえば、生産性が高く他者理解ができる自分の頭で考えられる人になるかと思います。

自分にも部下にも長時間労働を強いるようでは、会社の残業代もかさみ、社員の健康も損なわれ、社会的に見ても問題な状況に陥ります。

理不尽なことを言ってくる人もその人なりの何かがあって言ってきているので、感情的に意見しても上手く折り合うわけがありません。

会社が求めているのは結果ですので、部下との関係が上手く作れず、良い戦略も立てられずに、結果が出せないという人は評価されません。

会社が何を求めているかをしっかりと理解して、会社にとってメリットのある人材となることが、出世に求められることです。

出世とは険しい道だと思いますが、今回紹介した内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。

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