頑張りすぎな人に伝えたい話

仕事術

一生懸命仕事に取り組むことは素晴らしいことです。ですが、どんな人でも頑張り続けることはできないものです。それにも関わらずどんな時でも頑張らなければという気持ちを持っている人も多くいます。今回はそんな方に伝えたい話をしたいと思います。

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頑張りすぎる人の特徴

いつも頑張らなければと考えている人は、頑張らない自分が許せないと考えていることが多いです。頑張ることが楽しければずっと続けることができます。しかし、頑張りすぎる人は、疲れてしまってちょっとゆっくりしたいなという時にも、頑張り続けなければ今の環境を失うという恐怖感や、みんなは頑張っているのに自分だけ頑張らないなんてダメだと考えてついつい頑張ってしまいます。

頑張り続けるのがいいことなのか

そんな頑張りすぎる人が頑張り続けるとどうなるでしょうか。肉体的・精神的な限界を越えてしまうと体調を崩してしまいます。そこまでいかなくても、十分な休養を取ることなく頑張り続けることは決して楽しいことではないと思います。

限界を越えようが越えまいが、頑張りすぎは幸福感を下げてしまいます。ですので、一時的に頑張りすぎる期間を作ることぐらいはいいのかもしれませんが、長期的に続けていこうとしている仕事で頑張りすぎているのであれば、自分のためにも見直した方がいいように思います。

頑張りすぎない方法

では、頑張りすぎないためには具体的にどのようにしていけばいいのでしょうか。今回は「100%のレベルを下げる」「頑張らない時間も取り入れる」の2つを紹介します。

100%のレベルを下げる

頑張りすぎる人は常に全力で目の前に取り組みますので、そのまま走り続けると消耗してしまいます。そこでお勧めするのが、100%のレベルを下げるという方法です。走り続けられない力の入れようというのは自分の力の120%や150%の力を出してしまっているという捉え方をして、今現在は70%や80%だと思っている力のかけ方が本当の自分の100%だということで100%のレベルを再定義するのです。

一時的には成果は下がるかもしれませんが、結局は生き残ったものが一番強いので、長く続けられる自分のペースを見つけることができることは、必ずやプラスになることでしょう。

頑張らない時間も取り入れる

もう一つの頑張りすぎない方法は、頑張らない時間を取り入れるというものです。取り組みに対する力の入れようはそのままでいいのですが、大きな仕事が片付いた時などには、次の週は手抜きをしようといったように、仕事を頑張らない期間も意図的に作るのです。頑張りすぎる人にとっては、先ほどの方法よりも難しいかもしれませんが、やる時とやらない時のメリハリをつけることができれば、疲れた時には頑張ることを控えたりして、限界を越えてしまわないように上手くコントロールできるようになります。

頑張りすぎないために大切なこと

頑張りすぎない2つの方法を紹介しましたが、おそらく多くの頑張りすぎな人にはどちらも実践することは難しいでしょう。

なぜかというと、頑張りすぎな人は頑張っていない自分が好きではないことが多いためです。そんな自分を変えるためにまずしなければいけないことは、頑張っている自分でなければ好きではないという考えを捨てることです。

頑張ってない自分よりも頑張っている自分の方が輝いて見えることはわかります。しかし、頑張りすぎて疲弊してしまい決して幸せそうには見えない自分と、思っていたような地位を手に入れたわけではないけれど心も体も健康的に過ごして自分とどちらの自分でありたいでしょうか?

人生の多くの時間を疲弊して過ごしたとしても、手に入れたいものがあるのであれば、その道を選択することもいいでしょうが、心身健康に過ごす時間を長くしたいのであれば、頑張りすぎる自分を続けるのは得策ではありません。

頑張りすぎて疲れ切っている方は、このまま頑張り続けても幸せになることはできないんだということに気づいて、何かを失うかもしれないという不安感を振り切って、自分の頑張り方について見直してみてください。結果として、自分にあった頑張り方を見つけた方がなせることが多くなるのではないかと思います。

幼い頃から無意識のうちに築かれた「頑張る」ということについて今一度考える機会を作って、自分の人生をより豊かにするための頑張り方を見つけてみてはいかがでしょうか。

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