【3分で徹底解説】楽天ふるさと納税をやってみた

資産形成

ふるさと納税をする人は増えてきましたが、まだやったことがないという方も多いのではないでしょうか。私も最近始めたのでよくわかりますが、やったことがない方のほとんどが、ふるさと納税とは一体何なのか、そして何をすればいいのかということがわからずふるさと納税の制度を利用できていないのだと思います。そこで今回は私が実際に利用した楽天市場でのふるさと納税の方法について、難しい話はいらないんだという方に向けてシンプルに解説していきたいと思います。

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ふるさと納税の概要

ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、地方自治体に寄付をすることで、お肉やお米といった返礼品をもらうことができ、翌年の税金が減額されるという一見怪しくも思える制度です。

ふるさとを離れて都会に暮らす人が少しでも自分が生まれ育った故郷に税金を納めることができるようにと始まった制度ですが、自分が育ったところにしか寄付ができないわけではありません。実際には、どの自治体への寄付を行うかというよりも、返礼品の内容を見て寄付先を決めている人も多いです。

どれぐらい税金が減額されるのか

ふるさと納税で減額される税金は年収によって異なりますが、住民税が25万円の人がふるさと納税で6万円の寄付を行ったとします。ふるさと納税では、2,000円の自己負担額が設定されていますので、このケースでは、この人の収める住民税は次のようになります。

25万円-(6万円-2,000円)=19万2,000円

もともと支払う必要のあった25万円の税金が19万2,000円となった上に、返礼品までもらえるのですからかなりお得な制度であることは間違いありません。

返礼品にはA5ランクの牛肉など、贅沢をしたい方にぴったりなものから、洗剤やトイレットペーパーのような日々の生活に欠かすことのできないものまで幅広く用意されています。寄付で日用品をもらえば、税金が減額されて、家計の負担も減って、まさに一石二鳥です。

寄付金には限度額がある

こんな説明だけ聞くと寄付をすればするほど税金が減額されて、税金を納める必要がなくなるのではないかとも思いますが、寄付金によって控除される金額には上限があります。

この限度額は年収や家族構成によって算出されます。詳細なシミュレーションができるツールもありますが、控除上限金額の目安は楽天市場で確認できますので、ざっくりとした上限はこちらで確認するのがいいと思います。

楽天ふるさと納税のやり方

楽天市場で返礼品を選ぶ

楽天ふるさと納税でもらえる返礼品は楽天市場で探すことができます。楽天市場で商品を探すように検索窓に「ふるさと納税 米」といった形で入力することで、返礼品を検索することができますので、返礼品を選びます。

返礼品を決めたら寄付を行う

楽天市場で買い物をするときに商品をカゴに入れるのと同様の操作を行うと、ふるさと納税専用ページでいくつかの確認事項が表示されます。ほとんどの確認事項は問題ないかと思いますが、「ワンストップ特例制度の申請書の送付について」という項目がありますので注意が必要です。

ワンストップ特例制度とは

ワンストップ特例制度は、控除に必要な申告の手続きの一部を寄付先の自治体が代行してくれるという制度です。申請書に記入をして寄付をした自治体に郵送をするだけで、税金の控除を受けることができるとても便利な制度です。

この制度が利用できるのは、①寄付先の自治体が5つ以内であること、②確定申告をする必要がない給与所得者という、2つの条件を満たしている人だけになります。

この2つの条件を満たしており、確定申告が面倒だという方は、上記のふるさと納税専用ページで「ワンストップ特例制度の申請書の送付について」という項目で「要望する」と選択すれば、自治体から申請書が送られてきますので、申請書に記入をして返送するだけで控除を受けることができます。

2つの条件を満たさない方は、1年間の寄付についてまとめて確定申告を行う必要がありますのでご注意ください。

ここまでふるさと納税のやり方を説明してきましたが、普通に楽天市場で買い物する感覚で返礼品を選び、ワンストップ特例制度の申請書を返送するだけで、翌年の住民税が減額されますので、面倒な手続きは一切必要ありません。確定申告をされる方については、確定申告をする際にふるさと納税の寄付をしたものも合わせて申告をすればOKです。

楽天でふるさと納税をするメリット

楽天でふるさと納税をする場合の話をしてきましたが、楽天以外のところでもふるさと納税はできます。寄付できる自治体や返礼品が違ったり、キャンペーンの有無などがそれぞれのふるさと納税サイトにありますが、今回は楽天ふるさと納税の話をしましたので楽天ふるさと納税のメリットについてお伝えします。

楽天でふるさと納税をする場合のメリットは何といっても楽天ポイントの存在です。楽天ふるさと納税は楽天市場で買い物をするのと同じように寄付ができると説明しましたが、ポイントについても同じ考え方です。寄付額に応じて楽天ポイントが付与されますし、「お買い物マラソン」などのキャンペーンを利用することでもらえるポイントはどんどん増えていきます。

そして、ポイントがもらえるだけではなく、ポイントを使うことができますので、貯まった楽天ポイントを使って、税金の控除を受けることも可能ということになります。

これらのメリットを享受するためには楽天会員である必要がありますが、これだけポイントをもらえたり使えたりするのは、楽天だけではないかと思うぐらいポイントサービスが充実していることが特徴的です。

楽しく学んで賢く実践

今回は楽天ふるさと納税の話をしましたが、何かを学ぶときにはわくわくする気持ちが大切だと思います。

ふるさと納税は、税金の控除を受けることができる上、選んだ返礼品を受け取ることができるという楽しさ満点の制度ですので、使わないともったいないと思います。そんな制度も楽天ならポイントも絡めてさらに賢く利用することができます。

ふるさと納税なんて何だか難しそうと思っていた人も今回の内容を見ていただければ、簡単な手続きで税額の控除を受けることができるということをご理解いただけたかと思いますので、今回の話をご参考にしていただき、お得で楽しいふるさと納税に挑戦してみてください。

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