ビットコインと子育ての意外な共通項

子育て

皆さんはビットコインをお持ちでしょうか?現在、ビットコインの価格は5万ドル付近まで上昇を続けています。2020年3月に5,000ドル台のときもあったので、その時からするとざっくり10倍になっています。今回はそんなビットコインと子育ての意外な共通項の話をします。一見なにも関係のないようにも思えるビットコインと子育てですが、実は共通項がありますので、ビットコインを保有している方にも、子育てをされている方にも役に立つ考え方をお伝えできるかと思い、今回はこんな変わったテーマで記事を書いていきたいと思います。

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信用がないときにどれだけ信じることができるか

ビットコインが一年足らずで10倍になることがわかっていれば、誰でも全財産を投じて10倍にしますよね。しかし、それがわからないのが投資の世界です。

ましてや、なぜビットコインの価格が劇的に上昇したかというと、ビットコインのことを信用していない人が多かったので、お金を投じる人が少なかったのですが、投資対象としての信頼性や将来性が高まってきたために多くのお金が集まってきたという経緯があります。

このビットコインの高騰で誰が一番儲かったかというと、ビットコインが今以上に怪しいとされていた何年も前からビットコインを保有していた人たちだと思います。この人たちは、おもしろ半分で買っていたのかもしれませんし、ビットコインは夢のある投資先だと判断して買っていたのかは分かりませんが、いずれにしても、まだ信用が高くないビットコインに自分のお金を投じたのです。

少ない情報の中で投資するという決断をしたからこそ、大きな利益を得ることができているのです。そして、何度も訪れた暴落の時にも、明るい未来を夢見てビットコインを手放さなかった我慢も必要だったでしょう。つまり、大きな成果を得るためには、誰も見向きをしてくれないような時からの種まきが必要なのです。

子育てにも同じことが言えるのではないかと思います。最初から何でもできる子供はいません。親が子供に適切な教育を与えたり、子供の好きなことをとことんサポートしてあげた結果として、得意なことができたり、才能を発揮できたりするのです。

環境が悪ければ、才能を持っている子でも、それを発揮させてもらえないということも多々あります。子供がまだ何もできない時から、子供の意思を尊重してあげたり、この子ならできると強く信じてあげることが子供を大きく伸ばすのです。

子供が才能を発揮しだすと、周りが放っておかないでしょう。ただ、その状況に行き着くまでの過程では、誰も見向きもしないという時が必ずあったはずです。そこには、自分を信じてくれる親の存在があったので、子供ものびのびと成長できたのです。

初期のビットコインも、小さな子供の子育ても、この先どうなっていくのか予想する材料はとても少ないですが、その中でも長期的な視点を持って、信じられるかどうかが、成果が出るかどうかの分かれ目になると思います。

深入りしすぎないこと

ビットコインは一年足らずで10倍近くになりましたが、だからといって一年前の5,000ドル台だった頃に全財産をビットコインに投じるというのは正しい判断ではありません。10倍になったのは結果論であって、投じた金額が半分になる可能性もあるためです。現金や他のものにも分散するのが堅実な投資手法ですので、一極集中の投資は健全とは言えません。

この「深入りしすぎない」ということは子育てにも当てはまります。子供が小さなときには、その子にどんな才能が眠っているのかを見極めることは難しいことです。そんな小さな時期から、一つのことに集中して取り組ませるということは、そのことが上手くいかなかったり、本人がやりたくないと思ったときに、他のものへ移ることが難しい状態となっている可能性があります。

そのような状況を回避するためにも、子供には何か特別に打ち込むものがあったとしても、その他のことにもチャレンジする機会をたくさん与えてあげることが大切です。それが打ち込んでいるものにプラスの相乗効果をもたらす可能性もあります。

投資家と親が大切にすべきこと

ここまでビットコインへの投資と子育ての共通項についての話をしてきましたが、投資家と親が大切にすべきことは、正しい情報を集めて周りの意見に流されずに自信を持って判断を下していくことと、もしものときに備えた適正なリスク分散を図ることです。

これらの2つをしっかりと意識して、リスクを正しく恐れることによって、迷いなく行動ができるようになるので、いい結果に繋がる可能性が高まることでしょう。

投資と子育てという全く別のものですが、今回紹介したことを是非参考にしてみてください。

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