StockPoint for CONNECTでポイント運用をやってみた

資産形成

Pontaポイントなどを使って運用をして、たまったポイントを「株」に交換できるStockPoint for CONNECT。このサービスを知ってはいるけど実際に始めようか悩んでおられる方もいるかと思います。そこで今回は、StockPoint for CONNECTで実際にポイント運用をしてみて感じた、どういった人に向いているのかや、このサービスの特徴をまとめてみたいと思います。

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StockPoint for CONNECTの概要

StockPoint for CONNECTは、100以上の投資銘柄から投資対象を選択してポイントを運用することができるスマートフォン向けのアプリです。

本来株式投資は100株等のまとまった単位で購入する必要がありますが、StockPoint for CONNECTは株単位ではなく、保有するポイント分だけで投資をすることができます。

実際に株式投資をするのではなく、株の値動きに合わせて変動するポイントを運用します。運用したポイントが1株以上になれば本物の株式に交換することができます。

現在、StockPoint for CONNECTで運用できるポイントは「Pointポイント」「永久不滅ポイント」「ドットマネー」「ストックポイント」があります。連携ポイントは順次拡大予定とのことです。

StockPoint for CONNECTをやるべきか

ここからは実際にStockPoint for CONNECTでポイント運用をしてみて、StockPoint for CONNECTをやるべきかどうかということについてお伝えしていきます。

StockPoint for CONNECTで運用をするメリットは、「ポイントを使って現金不要で投資ができる」「売買手数料が無料」「株式への交換手数料も無料」の3点ではないかと思います。

それぞれの説明をしていきますが、これらをメリットと感じることができる方にとっては、StockPoint for CONNECTは有効な投資手段だと思いますが、そうではない方にとっては、やるべきではないのではないかと思います。早速説明をしていきますので、StockPoint for CONNECTが自分にあっているかどうか判断するときの参考にしてください。

ポイントを使って現金不要で投資ができる

StockPoint for CONNECTを始めるのに現金は不要です。買い物などでたまったポイントをチャージして、それを好きな銘柄に投資して運用を行います。

上手く運用すればポイントを増やしていくことができ、CONNECTの証券口座を開設していれば、1株単位で本物の株式と交換することができます。

これは実際に私がStockPoint for CONNECTを使ってみた画面です。1日に同一のポイントを一度しか売買できず、14時半までの売買はその日の終値での取引となるため、堅実な運用を心がけた結果、ある程度ポイントを増やすことに成功しました。

ホーム画面には最終的に現在保有している1銘柄のみが表示されていますが、複数の銘柄を売買することで運用益を出すことができました。

1ポイントが1円として換算されますので、見ての通り投資と呼ぶには少し寂しい金額です。現金の直接投入はできないため、StockPoint for CONNECTに投資できるポイントが常日頃からたまっていくという人にとってはオススメできると思いますが、そうでない方にとっては株式の売買を楽しむゲームといった位置付け程度のものであると思います。

運用するポイントを多く保有しているのであれば、StockPoint for CONNECTを有効活用することができる。

売買手数料が無料

StockPoint for CONNECTは実際の株式投資と違う大きなポイントに「売買手数料が無料」というものがあります。

株式投資をしたことがある方ならご存知でしょうが、株式の売買には手数料が発生します。また、買ったときよりも高く売ることができたときには、その差額の運用益に対して20%の税金がかかってきます。そのためわずかな株価の変動で売買をした場合には、株価が上がっているにもかかわらず損をするということもありえるのです。

StockPoint for CONNECTではこれらの費用がかかりませんので、売買によって1ポイントを増やせたとしたら、シンプルに保有ポイントが1ポイント増えるということになります。

先ほどもお伝えした通り、StockPoint for CONNECTでは同一のポイントは1日に一回の取引しかできないという制約はあるものの、小さい利益でも手数料負けすることがありませんので、コツコツとポイントを増やすことに向いています。

また、税金もかからないため、StockPoint for CONNECTで運用を続けてポイントを大きく増やしておいてから株式に交換することで、手元に残る運用益を最大化することが可能となります。

また、ポイント運用している株式の価格ができるだけ高くなってから本物の株式に交換することで、証券口座で売買する際の運用益を少なくすることができますので、課税の対象を最小限にすることも可能です。

上手く活用することで手数料負けや高額な税金を支払うことを回避することができる可能性がある。

株式への交換手数料も無料

先ほどポイントを運用する上での手数料が無料ということをお伝えしましたが、StockPoint for CONNECTは運用によって増えたポイントを株式に交換する際の交換手数料も無料です。

そのため、コツコツと1株ずつ証券口座に増やしていったとしても、無駄な手数料が発生することがありません。

StockPoint for CONNECTは全ての手数料が無料ですので、純粋にポイントをそのまま1円換算して株式を取得することができます。

少ない単位で株式に交換していっても、手数料負けすることがない。

ここまで、StockPoint for CONNECTのメリットについて解説してきましたが、StockPoint for CONNECTは「運用できるポイントを多く保有している人」や「投資初心者で低リスクで投資の経験を積みたい人」に向いているサービスではないかと思います。反対にまとまった手元資金を運用して増やしたり、デイトレードのような売買をしたい人にとっては全く向いていないサービスと言えます。

獲得したポイントを運用してコツコツと資産を増やしていきたい人にとってはピッタリなサービスだと思いますが、紹介したメリットをご覧になってご自身に向いているかどうかの参考にしてみてください。

StockPoint for CONNECTを使ってみた感想

私自身はStockPoint for CONNECTとは別で資産運用をしているため、StockPoint for CONNECTはたまったポイントを自分で好きなように運用をして増やしていくゲームのような感覚なので、非常に楽しみながら利用しています。

現金ではなくポイントを運用しているという点において、現金を使った投資よりも大胆な判断ができて、いろんな試みをすることができて投資の勉強にもなっているように感じています。

ただ、私はPontaポイントがどんどんたまっていくような生活スタイルではないので、運用するポイントが少なく、資産を増やすという意味においては物足りないという気持ちを持っています。

ですので、StockPoint for CONNECTを利用しようとする方は、「投資の勉強のため」や「たくさんたまったポイントをさらに増やすため」等の目的をはっきりさせることで、このサービスを利用する意義が見出せるのではないかと思います。

とはいえ、無料で利用できるサービスですので、まずは一度やってみるというのがいいのではないかと思います。

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