白湯を飲んで健康な毎日を手に入れよう

生活

白湯は体に良いということを聞いたことはありませんか?実際に白湯は健康にとても良いものなのですが、具体的になぜ体に良いのかということをご存知の方は多くないのではないかと思います。そこで今回は、白湯の驚くべき効果について解説をすることで、健康的な毎日を送るための参考にしていただければと思いますので、最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

そもそも白湯とは

白湯というのは、水を沸かして50℃程度まで冷ましたお湯のことをいいます。そうです、ただのお湯なんです。

そんなただのお湯である白湯がなぜ健康に良いとされているのかというと、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の考えからきているようです。アーユルヴェーダでは、人体を構成しているエネルギーには「火」「水」「風」の3要素とされています。この3要素のバランスには個人差があり、火のエネルギーが強い人もいれば、他のエネルギーが強い人もいます。白湯というのは、この3要素の全てを満たしているため、その人に足りないエネルギーを補い、身体のバランスを整えてくれるとされているのです。

白湯が身体に作用するメカニズム

身体のバランスを整えてくれるという白湯ですが、どのようなメカニズムで身体に作用するのかということについてお伝えします。

白湯を飲むことで胃腸が温められて働きがよくなることで、消化力が上がり、毒素が溜まりにくくなり、内臓がきれいになります。そして、体の代謝力が高まり、体温アップにも繋がります。

私たちの身体というのは、外から食べ物として取り入れたものだけで作られています。そして、食べたものを消化分解することで、栄養素を体内に吸収することで、生命が維持されているのですが、消化・吸収をするために大切な役割を果たしているのが胃であり腸なのです。

食べ物を消化するための胃や「第二の脳」とも言われる腸の働きが良くなることで、免疫力も向上し、体の中から健康になるため、白湯は様々な身体の不調を改善することに役立つとされているのです。

体調不良

白湯を飲むことにより、体調不良が改善されるということが言われています。具体的には、冷え、疲れ、貧血、胃もたれ、口内炎、口臭、体臭、血糖値や血圧の悩み、アレルギー性鼻炎など様々なものが挙げられます。

肩こりや身体の痛み

肩・首こり、頭痛、腰痛のような身体の内側から来るような痛みに対して、白湯を飲むことで改善する可能性があります。

心の不調

白湯には、やる気や気力が出ない、イライラする、睡眠障害、摂食障害といった心の不調に対しても良い影響があるとされています。

美容の悩み

便秘、肌の悩み、むくみのような美容に関する悩みについても、白湯を飲むことで改善が見込めます。婦人科系の悩みに対しても良いとされています。

ただのお湯なのにまるで万能薬じゃないかと思った方が多いのではないかと思います。しかし、白湯は部分的な症状の改善を行うような対症療法とは異なり、身体の内側から改善を行うことで健康を取り戻すような免疫力や自己再生力を高める効果があると言われていますので、特定の症状が改善されるのではなく、体全体の健康を取り戻すことができるのです。

白湯を飲む効果的なタイミング

白湯は言ってみればただのお湯ですので、いつ飲んでもいいのですが、効果的なタイミングをひとつご紹介します。

それは、朝起きたときの一杯です。人は夜寝ている間に、内臓の温度が下がって基礎代謝が落ちている状態ですので、白湯を飲んで胃腸を温めることによって基礎代謝が上がり、朝の目覚めも良くなります。

良い1日のスタートを切るために、朝一杯の白湯を飲むことがとてもいい健康習慣となります。

正しい白湯の作り方

白湯はお湯なので電子レンジや電子ケトルを使って水を温めればそれでいいのですが、水道水に含まれるカルキを抜くことで、より純粋な水の成分となります。水道水は厳しい基準が設けられているので基本的には安全であるものの、カルキから毒素になると言われるトリハロメタンが生成されることがありますので、カルキ抜きをしておいた方がより安心して飲むことができます。

その方法とは、水を沸騰させて10〜15分沸かすというものです。

毎朝の習慣としては負担が大きいかもしれませんが、実践できそうな方は是非参考にしてみてください。

誰もにすすめたい健康習慣

毎朝一杯の白湯を飲むということは、高額なサプリメントのようにお金もかかりませんし、ジムに通ったりするようなまとまった時間が必要ということもありません。誰もが今すぐ簡単に始められる健康法でありながらも、体全体の改善を行うために続ければ続けるほど、その効果を実感することができるのではないかと思います。やらない理由が見つからないような健康習慣ですので、是非毎朝のルーティンとして取り入れてみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました